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【プロが解説】素人が屋根の修理を自分でしてはいけない3つの理由

この記事では瓦、トタン、コロニアル屋根の修理方法がわかります。

こんな疑問を解決
  • どんな方法があるの?
  • DIYでも上手くできるの?
  • お金はどれくらいかかるのかな?

僕は現在塗装の仕事をしていますが、過去に瓦屋、大工の経験があるので屋根の修理をプロと同じレベルでおこなえます。

しかし、自分で屋根を修理するメリットがほとんどないので僕はしません。

緊急性があるのなら「応急処置」はしますが、知識のない人にその判断ができるでしょうか。

そもそもちょっとした修理ならプロに依頼しても安価ですし、火災保険が適応される可能性も高いんですよ。

もし自分で修理するのなら、まずこの記事で解説する屋根の修理を素人がDIYで絶対にやるべきではない3つの理由をお読みください。

もちろん高所だから危険というのもるけど、そもそも修理の仕方を間違っている人が多いんです。

目次

屋根の修理を素人がDIYで絶対にやるべきではない3つの理由

屋根の修理を素人がDIYで絶対にやるべきではない3つの理由


修理するというのは原因を解決することです。

そもそも修理できない場合が多い

よくコーキングで修理する方法が紹介されていますが、なんでもかんでも使えばいいってもんじゃありません。

例えば、割れた瓦は交換しないと直りませんし、下手にコーキングで隙間を埋めてはいけません。

もしかすると、下地まで傷んでいる可能性もあります。すべて確認したうえでDIYに臨みましょう。

割れた瓦の修理くらいなら、プロに依頼しても数千円〜でやってくれるんですよ。

火災保険を使えばだいたい解決できる

屋根のトラブルは風災が適応される確率が高いです。大抵の火災保険についているはずなのでチェックしておきましょう。

火災保険が適用される条件
  • 屋根の一部が風で吹っ飛んだ
  • 屋根に物が飛んできて穴が空いた
  • ズレや浮きがある(瓦、コロニアル)

金額にもよりますが、もし大掛かりな工事になりそうなら保険の担当に相談するといいでしょう。

中途半端に直すよりプロに依頼するしたほうが間違いないです。保険を使えば無料、もしくはかなりの低価格になりますよ。

その場合は業者にも火災保険を使いたいと伝えておきましょう。

自分だけではなく周りも危険

高いところが得意でも、下に破片などのゴミを落とさずに作業できますか?

隣の家にも気をつかう必要もありますし、道路に面している住宅では細心の注意を払う必要があります。

なので簡単な作業だとしても一切気を抜けませんよね。

プロにとっても危険な作業なので、素人にはかなり大きなリスクです。

作業内容によって危険度は変わりますが、そこまでリスクを背負ってきれいに直せないってなると最悪。

一度プロに見てもらうことをおすすめします。見積もりなら無料ですしね。

屋根の修理の危険やデメリットを理解した人のみDIYをするべき

屋根の修理の危険やデメリットを理解した人のみDIYをするべき


危険やデメリットを理解したけど、それでもやるよって人を止める気はありません。

ただし専用の道具が必要になることが多いので、状況を見てプロに相談することをおすすめします。

瓦屋根をDIYで修理する方法

瓦屋根をDIYで修理する方法


瓦は詳しいほうです。2級技能士の資格をもってます。

瓦屋根は部分的な修理がしやすいようになっているので、簡単な修理なら費用や手間もそこまでかかりません。

よく使われている瓦
  • 和型(釘止め)
  • 和型(銅線止め)
  • 平板瓦(釘止め)

ただし、パッと見では判断できないものもあるので注意してください。

また、下記のようなタイプのものは洋瓦(ようがわら)といって、釘止めですが、平板、和型とは違います。

洋瓦

瓦が割れている場合

瓦の取替方法
  1. 割れている瓦を撤去
  2. 新しい瓦を差し込む
  3. 釘 or 銅線でしっかり止める

割れたら迷わず交換しましょう。コーキングで埋めるのはダメ。

そもそも瓦は部分的な修理や交換できるのがメリットなんですよ。

瓦の下には通気層ができているので、下手にコーキングで隙間を埋めるのは絶対にNG。

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種類にもよりますが、普通の瓦は1枚で数百円、雪止めや軒先の瓦とかになると1,000円〜で購入できます。
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[st-kaiwa3]そもそも見分け方がわからないって人は、近所の瓦屋さんに相談して分けて(売ってくれる)もらおう。[/st-kaiwa3]

瓦がずれている場合

  1. 強風で持ち上がってズレた
  2. 下地が弱ってきて下がった

①は火災保険の対象になります。

なんの問題もなければもとの位置にもどせばOK。ただ、また風でずれる可能性は高いです。

②の場合は経年劣化が原因。だいぶ下地が弱っています。

下地を修理する手順
  1. ズレた瓦、その周りの瓦を取り外す
  2. 古い下地を撤去する
  3. 防水シートで補強する
  4. 新しい瓦桟(かわらざん)を打つ
  5. 瓦が元の位置にくるように葺き直す

ここでは雨漏りが起きないように細心の注意をはらってください。

瓦 下地

傷み具合で変わりますが、最小限に抑えてもだいたい瓦10枚分くらいの範囲を目安に直す必要があります。

雨漏りしている場合

穴が空いている箇所があれば「瓦がずれている場合」と同じ工程で進めればOK。

ただ、雨漏りが簡単に特定できないこともあります。

雨漏りを特定する手順
  1. 家の中からだいたいの位置を確認する
  2. 瓦を持ち上げてシミの濃い場所を特定する
  3. もう一度家の中の雨漏りの位置を確認する

特に難しいのが「雨が入ってくる場所」と「室内のシミの位置 」がずれている場合。

室内の断熱材などの影響で水の流れが変わり、予想外のところが雨漏りしていることがります。

大雨や強風のときだけ雨漏りする場所もあるので、場所の特定がかなり重要です。

トタン屋根をDIYで修理する方法

トタン屋根をDIYで修理する方法


トタン屋根は部分的な交換がむずかしいので、DIYでは補修と塗装の方法をします。

きれいに交換するなら、2mだろうが5mだろうが1スパン交換しなくてはいけません。

ガルバリウム鋼板やステンレスでも基本的に同じ。

屋根が錆びている場合

錆びは塗装することで直せます。

塗装で補修する手順
  1. ケレン(錆落とし)
  2. 下塗り(錆止め塗料)
  3. 上塗り(できれば2回)

部分的に塗装しても効果はありますが、見た目を気にするならすべて塗装しないと微妙ですね。

全体を塗装するなら、もっときちんとした工程で塗装しなければいけません。

屋根に穴が空いている場合

トタン屋根の穴はコーキングだけより他のものを組み合わせると効果的です。

効果的なアイテム
  • 防水テープ
  • アルミテープ
  • トタンの板(切れはし)

穴をコーキングで埋めたあとに、上記を貼って補強しましょう。

サビがひどいトタン屋根はコーキングだけじゃ厳しい。

錆びたトタン屋根

[st-kaiwa3]劣化が進んで全体に穴が多い場合はかなり限界がきている。素直に張り替えたほうが安心だな。[/st-kaiwa3]

屋根が部分的にめくれている場合

劣化具合にもよりますが、火災保険が適応されるケースが多いです。

  • 元にもどして釘 or ビス止めする
  • 止めた部分をコーキングで防水する

ただし、めくれ方がひどい場合は修正不能。なるべく早くプロに依頼することをおすすめします。

コロニアル屋根を修理する方法

コロニアル屋根を修理する方法


今までの経験上コロニアルは割れやズレが多く見られます。

メーカーでも廃版になっている商品もけっこうあるので注意が必要です。

コロニアルがずれている場合

もとの位置にもどして、コーキングを接着剤として使うのが効果的。

ただし、隙間をコーキング埋めてしまうと水が切れなくなって雨漏りの原因になるので注意してください。

また、火災保険がきく可能性もあるのでプロに調べてもらうことを推奨します。

コロニアルは他の屋根材に比べて「重ね部分」が多いから部分補修が難しいんです。

コロニアルが割れている場合

交換がベスト。ただ、替えがない場合は、コロニアルの下にトタン板を挟んだ状態で割れた部分をコーキングしましょう。

年数がたったコロニアルは弱い
  • 強度が弱くなる
  • 防水性がなくなる
  • 反りがひどくなる
劣化した コロニアル屋根

基本的に塗替えすることで強度をあげるのですが、傷みがひどい場合は張替えないと厳しいです。

費用が安いカバー工法(重ね張り)が人気です。

どこからか雨漏りしている場合

コロニアルは雨漏りしている箇所の特定が非常に困難です。

雨が入る部分がわかりにくいうえに下地の状態も把握しにくいんですよね。

もし割れた部分から雨が入ったとしても、別のどこかで水が溜まって雨漏りになっているケースもあります。

判断するのは素人では多分無理。プロに依頼したほうが間違いありません。

まとめ:屋根の修理はDIYではきつい!プロに依頼 or 火災保険がベスト

屋根の修理はDIYでもできますが、リスクを考えるとプロに依頼したほうが失敗しません。

中途半端な知識では無駄な時間とお金をドブに捨ててしまうことになります。

屋根を修理する前にチェック
  • 火災保険は使えるのか
  • 原因を特定できるのか
  • 応急処置ではないのか

修理をするなら、それなりに費用はかかります。

後のことを考えたときにプロに支払う数千円〜数万円をケチるメリットはないですよね。

最近の住宅は雨漏りしていても気づきにくい構造になっているので、目の前の症状を甘く見てはいけません。

住宅はマメなメンテナンスが必要なので、屋根と外壁をチェックするのは大切なことです。

DIYで修理するときはどうか気をつけて作業してください。

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