DIY

【脱初心者へ】窯業系サイディングをDIYで上手く塗るために必要なこと

2020年11月6日

【脱初心者へ】窯業系サイディングをDIYで上手く塗るために必要なこと

この記事でわかること

  • 窯業サイディングの塗装を成功させるコツ
  • 劣化具合で変わる下塗り選び
  • 初心者がやりがちな失敗の対処法

おそらく外壁塗装を自分でやっても、多くの人は思ったようにいかずに失敗してしまいます

塗装は大変かもしれないけど、塗るくらいなら自分でもできそうだし、、、

こう思っているあなたは特に、失敗する可能性が高いでしょう

成功させるには塗ることよりもまずは準備です。これは窯業系サイディングの塗装に限らずですが、塗る前の段階で8割が決まるもの。

この記事で解説する内容を実践することで、成功率はグッと上がります。

親方
今までのノウハウを詰め込めこんだ。最後まで読んでくれよな。

窯業系サイディングの塗装で大切な下地処理と塗装時期の関係

窯業系サイディングの塗装で大切な下地処理と塗装時期の関係

高い塗料を塗ればOKは勘違い

  • 下地処理をしっかりする
  • 劣化状態を見極める
  • 適した下塗りを選ぶ

上記が塗装にはとても重要。簡単だけど難しく、とても奥が深い部分です。

親方
プロと素人の差はここに出るんだ。

外壁で行われる下地処理の種類

DIYだからって塗装をするなら、必ず下地処理をしなければいけません。

この工程を「抜く」と外壁塗装は失敗します。どんなに高い塗料を使っても、無駄になりますよ。

下地処理の種類

  • 高圧洗浄
  • ケレン、足つけ
  • パテ、コーキング

外壁塗装の下地処理といえば、上記のもの。どれも役割は違いますが、この上なら塗装しても大丈夫って状態にするための工程と覚えてください。

なので、この下地処理の段階で塗装不可の状態を判断しなければいけません。

塗り頃はチョーキングが始まった時期

外壁の状態を把握する

  • 色あせてきた(変色している)
  • チョーキングしている(触ると手に色がつく)
  • 部分的に剥がれている(小さなクラックがある)
  • 全体的にボロボロになっている(ふくれや、錆が出てきた)

塗り替えするのに適した状態は、チョーキングしている状態です。

チョーキングしているのは、塗装の性能がうすれてきているってこと。この時期は塗料の密着も抜群

チョーキングは、塗り替えのベストタイミング。塗料もしっかり役目を果たしているので、外壁のコンディションも良好。

逆に剝がれは、塗装を突き破って何かが起きている状態です

外壁の劣化具合で対処法を考える

外壁の劣化具合

  • ただの経年劣化
  • 陽あたり、風あたりが強い場所
  • 構造に問題あり(水が抜けないなど)

経年劣化なら、外壁がチョーキングしてきた頃からどんどん弱ってくるのが自然の流れです。

注意すべきは経年劣化以外に原因がある場合。塗装じゃ直らないことが多く、剥がれなどの原因になります。

塗装は、化粧と一緒なので根本的な問題を解決することが大切です。肌荒れはなかなか化粧じゃ隠せないですよね。

窯業系サイディングの状態に合わせて下塗りを選ぼう

窯業系サイディングの状態に合わせて下塗りを選ぼう

下地処理の次は「下塗り塗料」を選びです。

まず初心者に、迷ったらシーラーを使おうっていうのはオススメしません。下塗りは症状に合わせて選ばなきゃいけません。

基本的な下塗りの選び方

  • チョーキングのみ⇒シーラー
  • 傷みが進んでいる⇒サフェーサー系(下地調整材)
  • ボロボロで剥がれがひどい⇒塗装は無理

外壁が良い状態なら、費用も安く収まります。劣化がひどい場合に何を塗るかが重要。

下塗りは目的で選ぶべし

下塗りは外壁との密着を高めるものと考えるのが、一般的です。その他の性能は以下のような感じです。

下塗りをする目的とは

  • 下地を強化したい
  • 小さなクラックや巣穴を埋めたい
  • 防水性を持たせたい
  • 錆を抑えたい(錆止め塗料ですね)

傷みがひどい場合は、組み合わせて使う場合もあります。

窯業系サイディングの傷みがひどい場合の対処法

例えば、傷みがひどい窯業系サイディングの場合なら下記のような方法で対処します。

シーラーのみじゃ解決しない場合

  1. 浸透性シーラーで固めて強化する
  2. 補修用サフェーサーで傷んだ表面を補修
  3. 1と2を両方する
  4. 無理と判断、張り替える

上記のように、手間がかかります。

劣化の原因が構造的に問題のある場合は、原因を突き止めたうえで、張替えをおすすめ。

窯業系サイディングにフィラーは使わない

サフェーサーとフィラーは間違えやすいけど、別物です。基本的には窯業系サイディングに「フィラー」は使いません

日本ペイントなら

  • ニッペパーフェクトサーフ⇒窯業系サイディング
  • ニッペパーフェクトフィラー⇒モルタル壁

見た目も名前も似ているけど、用途が違うので注意してください。

親方
サーフは「シーラー」寄りの使いかたをするんだ。

外壁塗装で素人がやりがちな失敗

外壁塗装で素人がやりがちな失敗

よくある勘違いと失敗

  • 失敗1. 塗料を塗りすぎてしまう
  • 失敗2. 塗料の希釈がいい加減
  • 失敗3. 塗料の乾燥時間が長い

知識のない人が、感覚でやってしまうのはけっこう危険です。

順に解説していきます。

失敗.1:塗料を塗りすぎてしまう

塗料はたっぷり塗ればいいってもんじゃありません。

ニッペパーフェクトトップ(ラジカル塗料)でいうと、1回の塗布量が0.11~0.17/kg/㎡なので、1㎡に110~170gでOKです。

ローラーを使って、1回に塗れる膜厚は30~40μ(ミクロン)なので、1回でつく塗装の厚みはサランラップ3枚分くらいになります。

感覚でいうと、ローラーに塗料をしっかり含ませて、1回で50㎝角を目安に塗ればだいじょぶです。

ローラーの種類や外壁の形によって変わるので、参考までに。

たっぷりの感覚を間違えている人が多いように思います。特に上塗りは厚みをつける塗料ではありません

失敗.2:塗料の希釈(薄め方)がいい加減

ちゃんと希釈しましょうってお話です。

水性塗料なら水を加えて「塗りやすさ」を調節するって感じですかね。

塗料にもよりますが、だいたい5〜10%くらい

規定量を守れば、性能が落ちることはありません。

塗料はどんなときに希釈するの?

外壁塗装に関しては下記の2パターン。どちらも仕上がりをきれいにするためです。

塗りにくいを解消できる

  • 外壁の凹凸が多いとき
  • 溶剤塗料の上塗り2回目

上記のときは目一杯薄めてOK。塗り残しや溜まりが起きにくくなります。

失敗.3:塗料の乾燥時間が長い

「塗装の乾燥時間を守りましょう」ってよく見ますが、乾燥時間が長すぎるのもダメなんですよ。

「下塗り」⇒「上塗り1回目」⇒「上塗り2回目」

この間に乾燥時間をとらなければいけません。塗り重ね時間ってやつですね。

気温20℃の場合

  • 下塗り⇒4時間以上経てば上塗りしてもOK
  • 上塗り⇒3時間以上経てば2回目を塗ってOK

※塗料によって違います。錆止めは1ヶ月以内とか

ここまでは理解している人も多いのですが、乾燥時間は7日以内に収めなければいけません。

乾燥時間が長すぎるとと密着性が悪くなる

あくまで目安なので、気温の高い夏場は3日以内に収めたほうがいいでしょう。

剥がれの原因になることが、、、

  • 下塗り⇒密着性能が落ちる
  • 上塗り⇒性能が発揮される

例えば、上塗り塗料のもつ「汚れがつきにくい」という性能は、塗料も密着しにくくなります

こういった性能が発揮するのが、塗ってから7日経った頃と言われています。

じゃあ、7日経ってしまったらどうすればいいの?

いちおう対処法もあります。

対処法は2つ

  • もう1回シーラーを塗る
  • ペーパーなどで足つけ(目粗し)

外壁ともなれば気の遠くなるような作業なので、乾燥時間は正しく守りましょう

まとめ:窯業系サイディングをキレイに塗りたいなら「準備」を怠るな!

塗装で大切なのは、キレイに塗ることではなく「塗る前の準備」です。

ローラーで塗るくらいなら、ぶっちゃけ誰でもうまくなります。

DIYを成功させるには、、、

  • 外壁の状態を見極める
  • 適した下塗りを選ぶ
  • 乾燥時間をきちんと守る

めちゃくちゃ基本的なことですが、プロと素人の差はここにあります。

親方
基本をしっかりが大事なんだな。

関連記事【厳選】DIYにおすすめ!窯業系サイディングに最適な塗料

-DIY

© 2020 ペイントガイド